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大谷翔平は4打数無安打で「47―48」のまま 監督はポストシーズン登板可能性否定せず

東スポWEB 2024年9月14日 12時37分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は13日(日本時間14日)に敵地アトランタでのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数無安打だった。打率2割9分。チームは2―6で敗れた。

前人未到の「50本塁打―50盗塁」達成が迫る中、敵地トゥルーイスト・パークも異様な熱気をはらんでいた。相手先発は新人右腕のシュウェレンバック。初回先頭はカウント2―1からの4球目、94・1マイル(約151キロ)のカットボールをすくい上げた。高々と上がったが伸びはなく平凡な中飛だった。

1―5の3回一死無走者は初球、内角のカーブを右翼ポール際に運んだが、ファウル。カウント1―2からの4球目、見逃せばボール球の外角低めのスプリットにバットは空を切った。2―5の5回一死無走者は1ストライクからの2球目、ほぼ真ん中のスライダーを打ち損じて左飛に倒れた。

8回一死無走者は3番手の右腕ヒメネスと対戦。フルカウントからの6球目、真ん中高めに大きく外れる94・8マイル(約152・6キロ)のフォーシームに空振り三振だった。

無安打に終わり、四球の出塁もなく、47本塁打、48盗塁から増やすことはできなかったが、初回の中飛も3回の右翼への大ファウルも紙一重だった。

12日(同13日)に地元紙ロサンゼルス・タイムズがポストシーズンでクローザー起用を進言。ロバーツ監督は試合前の会見で大谷が10月のポストシーズンで登板する可能性を問われ、「極めて低いがゼロではない」と完全に否定しなかった。来年の投手復帰を目指しているため、現実的には難しいだろうが、「大谷なら…」と思わせるところが、異次元だ。

残り15試合、「50―50」達成のXデーは確実に近付いている。

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