ドジャース・大谷翔平(30)のポストシーズンでの登板について13日(日本時間14日)、ロバーツ監督がMLBネットワークラジオに出演して可能性に言及した。
指揮官は「常にいくらかの余裕、あらゆる可能性のために隙間を残しておくべきだと私は思う。すべてがうまくいって必要性があり、試合、彼の体調、すべてが理にかなっているなら素晴らしいことだ。それは物語のような話になるだろう」と条件が整うことを強調したうえで自らも楽しみにしているような口調で話した。
米メディア「LAタイムス」がポストシーズンでのクローザー起用を提言したことに「可能性は低いがゼロではない」と含みを持たせていたが「10月まで、そして10月を終えるまでにまだやるべきことがたくさんある。リハビリのモチベーションとして、それが彼の心にあることを願っている。しかし、それが現実になる可能性は非常に低いです。ゼロではありません。彼が投球の緊張やプレッシャーに耐えられると確信しなければならないと思う」と付け加えた。
打撃の記録更新に前進する一方で右ヒジのリハビリも順調に続け、ブルペン投球できるまでに至っている。大谷の頭に実戦登板の考えがあって不思議はなく、MLB公式はプライアー投手のコメントとして「スケジュールは明らかに少し変わっている。投球回数から推測すると、その話し合いができるまでに少なくともあと2週間かかるだろう。早まる可能性はある」と伝えている。果たしてポストシーズンで出撃の条件が整うか…。