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大谷翔平に〝追い風〟か MVP争いのライバル、リンドアが負傷交代「できることは何でもする」

東スポWEB 2024年9月14日 17時33分

ナ・リーグMVPが本命視されるドジャース・大谷翔平(30)の唯一の対抗馬として評価の高いメッツのフランシスコ・リンドア内野手(30)がアクシデントに見舞われた。13日(日本時間14日)のフィリーズ戦で背中の異変を訴え、7回から途中交代となった。この日も4打数2安打、1打点と好調だったが、6回に右足に自打球を当て、その後に中越えの長打を放って二塁を狙い、背中を痛めた。7回の守備につくことはなく、すぐに治療に当たった。チームは11―3で大勝したが、リンドアの欠場となれば、ワイルドカード争いに影響しそうだ。

球団は「腰痛」と発表し、試合後のメンドーサ監督は「もっと接戦だったら彼は戦っていたと思う」と大事に至っていないとした。試合中に治療を受けたリンドアも「出場できるよう今日も明日も何でもするつもり」と出場に闘志を見せたが、今後は様子を見て判断することになる。

ここまで147試合すべてに出場して打率2割7分、162安打、31本塁打、86打点、103得点とチームをけん引。現在、ナ・リーグ東地区の2位をキープし、3位ブレーブスとはわずか1ゲーム差だけに天才リードオフマンの存在は欠かせない。

MLB公式サイトは「メッツにとって悪いニュース。彼は腰の張りで日々様子を見ることになる」と伝え、米メディア「FANSIDED」は「リンドアの負傷はメッツにとって厳しい決戦の始まりとしては不吉な兆候だ。ワイルドカード争いもリンドア欠場ならその座を維持するのは容易でない」と不安視している。大谷とのMVP争いのライバルでもあるリンドア、このまま〝脱落〟となるのか。

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