Infoseek 楽天

【日本ハム】新庄監督「おなかいっぱいになってないから」惜敗でも〝清宮イジリ〟健在

東スポWEB 2024年9月14日 17時58分

日本ハムは14日の楽天戦(楽天モバイル)に5―7で敗れ、連勝が「2」で止まった。

この日は先発左腕・加藤貴が誤算だった。3回までは走者を出しながらも要所を締める投球で相手打線に得点を許さなかった。だが、1点リードの4回二死満塁から押し出しを与えて同点にされると、続く5回には一死から計4安打を浴びて3失点。結局、5回9安打4失点で今季8敗目(9勝)を喫した。

さらに加藤貴の後を引き継いだ2番手・堀も精彩を欠き、6回一死一、二塁から浅村に3ランを被弾。悪い流れを断ち切れなかった。

一方、打線は初回に水谷が自身4本目の先頭打者本塁打で先制したが、5回まで相手先発・早川を攻略できず得点はこの1点だけ。その後、6回に万波の適時内野安打で2点、8回にも清宮の12号ソロ、9回にも1点を挙げて反撃したが、あと一歩及ばなかった。

試合後の新庄剛志監督(52)は「何点差ついててもファイターズというチームはファンの腰を上げさせないチームになってきましたね」と終盤の粘りを絶賛。「ファンが(最後まで)帰らないもんね。いいチームになってきた」と攻撃陣に関しては及第点を与えた。

ただ、加藤貴、堀の両投手は相次いで失点を重ねただけに「(加藤貴は)良い時と悪い時がはっきりしている。そこを常に良い時の状態でいけばもっと上のレベルにいくし。それより(自軍が6回に)2点取ってからの堀君があそこでゼロ(無失点)で帰ってきてくれてたらね。ファームの時の腕の振りと全く違う。もうメンタルですね」とため息交じりに奮起を促した。

また、8回に6試合ぶりの一発を放った清宮に関しては「昨日の(レイエス主催の)食事会に行かなくておなかいっぱいになってないから。(体に)キレがあって出たホームラン。ただそれだけ(笑い)。昨日(食事会に)行っていたらたぶん牛1頭、食ってるから(笑い)」といつもの〝愛あるイジリ〟で周囲の爆笑を誘った。

もちろん、パ2位の好位置につけているとはいえ、まだ何が起こるかは分からない。最後は「何か(最近は)いいゲームばかりしてたんで、久々にやられた感じ。これでズルズルいかないように。まだ若いから連敗になる可能性も高いチームなので」と引き締めていた。

この記事の関連ニュース