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【ノア】本田多聞のまな弟子・小田嶋大樹がデビュー「感動を与える試合ができる選手になりたい」

東スポWEB 2024年9月14日 19時33分

ノア14日の後楽園大会で、新人の小田嶋大樹(23)が大和田侑(24)を相手にデビューした。

小田嶋は小学4年生からレスリングを始め、日大藤沢高から日大レスリング部に進み活躍。2017年JOCジュニアオリンピックカップ男子フリースタイル63キロ級3位、19年秋季東日本学生選手権・新人戦男子フリースタイル65キロ級5位などの実績を残した。

23年11月には「拳王チャンネル」で行われた新人オーディションに合格し、小学生以来の念願だったノア入門を果たす。練習でも能力の高さを見せ、入門から8か月という異例の早さでのデビューが認められた。

レスリングの指導を受けてきた恩師・本田多聞も放送席から視線を送る中、ゴングが鳴らされ、小田嶋は序盤からエルボーやドロップキックなどハツラツとした動きで大声援を浴びる。さらにスタンド状態のまま肩固めで捕獲すると、恩師・本田譲りの回転地獄五輪で絞めあげる場面もあった。だが徐々にスタミナの差もあり押し込まれると、最後はドロップキックから逆エビ固めに繋げられてギブアップ負けを喫した。

試合後、小田嶋は「ようやくデビューできてうれしいですけど、まだまだ全くかなわなかったので、もっと精進していこうと思います」と息も絶え絶えに話す。さらに試合を「序盤で息が上がってしまってついていくのがやっとでした」と振り返りつつ、さらなる成長を誓った。そして「私は三沢(光晴)さんと小橋(建太)さんに憧れてこのリングに来たので、その2人に負けないような、感動を与える試合ができる選手になりたいと思います」と力強く話した。

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