痛恨の一敗だ。大相撲秋場所7日目(14日、東京・両国国技館)、大関琴桜(26=佐渡ヶ嶽)が元三役の幕内若元春(荒汐)に2敗目。相手得意の左四つから寄り切られ、琴桜は「相手の左? 頭に入っていた。切り替えます…」と言葉少なだった。
優勝争いでは、好成績なら大関昇進の可能性がある関脇大の里(二所ノ関)が、この日も無敗をキープ。悲願の初優勝を目指す琴桜にとって、痛い黒星となった。中日の8日目は、幕内正代(時津風)と対戦する。
一方で、5勝目(2敗)を挙げた若元春は「(今場所の)負けた2番は焦って攻めにいってしまったけど、今日は落ち着いて相手を攻められた」と納得の表情を浮かべた。