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【全日本】3冠王者・青柳優馬また屈辱…〝鬼門〟王道トーナメントで8大会連続1回戦敗退

東スポWEB 2024年9月14日 21時47分

またも鬼門を突破できなかった。全日本プロレス「王道トーナメント」が14日の名古屋大会で開幕し、3冠ヘビー級王者の青柳優馬(28)は8大会連続となる1回戦敗退に終わった。

「今年こそ優勝して汚名を返上する」と強い決意で本田竜輝(24)との1回戦に臨んだ優馬は、序盤から攻めの姿勢を貫いた。5分過ぎには場外で鉄柵に3回投げつけると、ファンから本田の応援タオルマフラーを奪い、自分の尻を拭いて挑発。さらに10分過ぎにはジャーマン合戦から、エンドゲーム(変型フロントネックロック)で捕獲し優位に進めた。

ところが勝負どころで垂直落下式ブレーンバスター、スピンキック、ロックスターバスターでたたみかけるが、驚異の粘りを見せる本田を仕留めきれない。逆にエルボーから強烈なラリアートをくらいフラフラに。最後はファイナルベント(変型パワーボム)の餌食となり、マットに沈められた。

試合後は目の前でダンスを披露され、優馬は大の字のまま屈辱を浴びた。退場時には怒りがこみあげ、再びリングに戻ろうとするが、鈴木秀樹ら4人に抱えられ、控室に連れ戻された。

この他の1回戦では、田村男児が芦野祥太郎に勝利。「耳性めまい」で欠場の諏訪魔に代わり出場した宮本裕向は、ジョエル・レッドマンに敗れた。

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