ドジャース大谷翔平投手(30)のナ・リーグMVP唯一の対抗馬とされるメッツのフランシスコ・リンドア内野手(30)が14日(日本時間15日)のフィリーズ戦を欠場した。
リンドアは13日(同14日)の同カードで腰の痛みを訴え途中欠場。「できることを何でもやって、明日の試合に出られるよう準備する」と話していたが一夜明け、メッツのカルロス・メンドーザ監督は「彼と話をしたが、そこまで心配していない。今日、治療を受けてかなり良くなったようだ。ウエートルームでも動き回っていたが、われわれは大事をとってもう数時間空け、試合の途中で出られそうか様子を見る。1日1日、彼とコミュニケーションを取りながら様子を見ていく」と軽傷を強調。
「当然、試合に出たいだろうが、彼も私が彼に無理をさせ、他のところに負担になってほしくないのは知っているから、数イニング待ってみて、どうなるか探ろうと思う」と途中起用する可能性を示唆したが、リンドアは最後までベンチから動かなかった。
後半戦で快進撃を続けるメッツをけん引してきたリンドアの離脱はチームにとって大きな痛手だ。同時に、大谷とのMVP争いにも大きく影響するため、リンドアの早期復帰を願う声は大きい。
メッツはリンドアの穴埋め要員として、昨年ナ・リーグMVPだったブレーブスのロナウド・アクーニャの弟でトッププロスペクトのルイサンゲル・アクーニャを昇格させ、こちらも話題を呼んでいる。