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大谷翔平 ドジャースのエース右腕が今季絶望で投手復帰がいよいよ現実味

東スポWEB 2024年9月15日 10時3分

ドジャースのロバーツ監督は14日(日本時間15日)、15日間の負傷者リスト(IL)に入っている右腕エース、タイラー・グラスノー(31)の今季中の復帰が厳しいことを明らかにした。

グラスノーはここまで22試合に登板して9勝6敗、防御率3・49。7月は腰の張り、8月には右ヒジのけがでIL入りした。前日13日(同14日)に打者を立たせての実戦形式「ライブBP」を行う予定だったが、回避していた。復帰した山本由伸(26)とともに終盤戦やポストシーズンでの先発陣の柱として期待されていただけに指揮官は(今季中の復帰の)可能性は非常に低い。大きな打撃だ」と嘆いた。

この緊急事態により、大谷翔平投手(30)がポストシーズンで投手復帰する可能性がさらに高まった。米メディア「ファンサイテッド」電子版は「ドジャースが最近受けた怪我の報告により、大谷は実際にこのポストシーズンで登板する可能性がある」と即座に報じた。

ロバーツ監督は13日に大谷の前倒し復帰について「ゼロパーセントの確率ではない」と否定しておらず、同サイトは「グラスノーがプレーオフでも大リーグのマウンドに戻れる可能性はゼロに近い状態。これはロバーツ監督が大谷翔平をマウンドに戻すことを含めすべての選択肢を検討している」とした。

その大谷はこの日、アトランタでのブレーブス戦前にブルペンで投球練習を行った。昨年9月の右ヒジ手術後、6度目のブルペンで捕手を座らせて術後最多の25球を投げ、最速93マイル(約150キロ)を記録。投手リハビリも順調そのものだ。

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