ドジャースの大谷翔平投手(30)は14日(日本時間15日)、敵地アトランタでのブレーブス戦に「1番・DH」で出場し、2打数無安打1四球で7回から退いた。チームは1―10で大敗し、ブレーブスに連敗を喫した。
相手先発はここまで16勝3敗、防御率2・38とサイ・ヤング賞候補左腕、クリス・コール(35)。初回の第1打席は四球を選んだが、続くベッツが初球を遊ゴロに打ち取られて併殺となったため盗塁のチャンスはなかった。
3回一死二塁で迎えた第2打席は外角低めにズバリと決まった158キロのストレートに手が出ず、見逃し三振。5回二死一塁からの第3打席は129キロのスライダーをバットに当てるのが精いっぱいで、ボテボテの投ゴロに倒れた。
ドジャースは6回を終えて9点差をつけられ、7回からケビン・キーアマイヤー外野手(35)がDH解除で1番に入り、大谷はベンチに退いた。
6回1失点で17勝目を挙げたセールとの注目の対戦は2打数無安打で完敗。160キロに迫る剛球と外角低めに制球されたスライダーの前に手が出なかった格好だ。
これで大谷は2試合連続のノーヒットで「47本塁打―48盗塁」は変わらず、前人未到の「50本塁打―50盗塁」まで3本塁打、2盗塁のままだ。