ビールかけならぬ〝ミルクかけ〟で祝杯!?
日本ハムの新庄剛志監督(52)が15日、CSを勝ち抜き日本シリーズに進出した際の「祝い方」についてまさかの仰天プランを打ち出した。
この日、チームは楽天とのデーゲーム(楽天モバイル)が雨天中止に。代替日がシーズン最後の10月7日になることが濃厚になることを報道陣から問われると「全く問題ない。問題になることは一つもない」と強調。来たるべくCSを見据え「あまり(CSまで日程が)空き過ぎずにね。まだ(CS進出が)決まってないんですけど。それよりいつ(日本ハムのCS進出は)決まるんですか? 最短で今月20日? まずはそれを決めないことにはね。それを決めてしまえばもう十分に日本シリーズに行ける可能性はあるので」と早期に自軍のCS進出を決めたい気持ちを赤裸々に語った。
さらにCSの話題で気持ちが乗ったのか、指揮官はCSを勝ち抜いた後のチーム全体の祝い方についても言及。通常、日本シリーズ進出を決めたチームは「ビールかけ」で盛大にナイン、関係者らと喜びを分かち合うものだが、新庄監督は「同じことはしたくないですね。あんまり。嫌なんですよ、まねするのが」とニヤリ。その上で自軍が日本シリーズ進出を果たした際には独自の祝福法を検討中だという。
「北海道だからうちはビールかけじゃなくて牛乳かけ。ミルクかけ。ミルクで(笑い)。そりゃ北海道だからミルクとかコーン、ジャガイモとか。うちはサヨナラ(勝ち)で(選手は)水かけしてないでしょ。嫌なんですよ、胴上げとかも。普通じゃ嫌だし。その辺は任せてください(笑い)」
すでに複数案を用意しているという指揮官は最後に不敵な笑みを浮かべこう付け加えた。
「だいたい(自分は)1年8か月前までのことを考えているから。監督になって3年後のことを考えていたので。それが今、計画通りに来ているから。そういうふうに考える楽しさっていうのと、考えれば実現する。これがまた、俺の人生なんでね」
まだシーズンの残り試合がある中、早くもCSどころか日本シリーズ進出を視野に入れる新庄監督。今季は「有言実行」でチームを浮上させた男とあって、日本一進出を果たした際には美酒ではなく〝勝利の美乳〟としてミルクまみれになるかもしれない。