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【F1】レッドブル低迷深刻でフェルスタッペン移籍論が加速「アストンマーティンかメルセデスか」

東スポWEB 2024年9月15日 16時47分

F1レッドブルの3連覇王者マックス・フェルスタッペンが、14日に行われたアゼルバイジャン・グランプリ(GP=15日決勝)で6番手と〝屈辱〟の結果に終わり、ライバルチームへの移籍論が加速している。

フェルスタッペンは特にトラブルはなかったが、上位から離れた6番手に低迷。不振が続く同僚のセルジオ・ペレスが4番手に入り、ペレスに予選で負けるのは昨年5月のマイアミGP以来となる屈辱となった。

予選後、フェルスタッペンは会見で「クルマは信じられないほど予測不可能で、扱いにくくなった。変更のせいだ」と公然と〝チーム批判〟。「少しがっかりしている。残念ながら限界を超えてしまった。予選でそんなことが起きてしまったのは残念だ」と怒りをぶちまけた。

レッドブルは首脳陣の権力闘争を背景に、最近は〝天才マシンデザイナー〟のエイドリアン・ニューウェイ氏を筆頭に優秀な人材が次々と流出し、今後のチーム運営に不安が高まっており、今季中盤から調子が急降下してその影響が早くも懸念されている。

不満が高まるフェルスタッペンはチームとの溝も深刻化していることから、アゼルバイジャンGP予選での〝力負け〟を受けて、海外では今後の移籍論が沸騰している。

オーストラリアのモータースポーツ専門メディア「ディスイズフォーミュラ1」は「マックス・フェルスタッペンの離脱条件…アストンマーティンとの〝浮気〟か、それともメルセデスとの〝握手〟か?」と題して、2つの移籍先を提示。「かつては完璧だったマックス・フェルスタッペンとレッドブルの関係は深刻な危機に陥った」ともはやレッドブルとフェルスタッペンの関係は修復不能と断じた。

その上で「父親のヨスやマネージャーのレイモンド・フェルミューレンを含むフェルスタッペン陣営は、特に2026年に導入される新しいエンジン規制のため、メルセデスにより焦点を当てている。フェルスタッペンの契約には26年までに退団できる条項が含まれている」とメルセデス行きが有力と指摘。そして「今後数週間はフェルスタッペンの将来、レッドブルにとって極めて重要になるだろう」と去就をめぐって近々に動きが出てくると予測した。

また英メディア「ニュースブログ」は「F1チャンピオン、フェルスタッペンが26年からアストンマーティンと契約」というコメントとともに、フェルスタッペンがアストンマーティンのレーシングユニホームを身にまとった合成画像を掲載して移籍を予想。フェルスタッペンの去就報道が過熱の一途をたどっている。

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