フィギュアスケートの元世界王者・宇野昌磨（２６）は、新たなステージでも貪欲にレベルアップを目指している。
２０１８年平昌五輪シングルで銀メダルに輝くと、２２年北京五輪は団体で銀メダル、シングルでも銅メダルを獲得。五輪でのメダル数（３個）はフィギュアスケート男女を通じて日本歴代最多となっている。２２年、２３年世界選手権では連覇を果たし、５月に現役を退いた。
引退後はプロスケーターとして活動。１４日には都内で行われたブランドアンバサダーを務めるミズノ社のファンイベントに出席し、ショースケーターの小林宏一氏、中野耀司氏とトークショーを行った。引退後の生活について宇野は「昨年はアイスショーに出演して、その後競技活動に入った。今年もアイスショーに出演するところまでは一緒なので、今後変わってくると思う」と振り返った上で「競技からプロになることで、スケートの見せ方も変わってくるのでそこは変えていく。スケート以外にもいろいろなことに挑戦したい」と展望を語った。
７、８日にはアイスショー化「ワンピース・オン・アイス ～エピソード・オブ・アラバスタ～」（千葉・ららアリーナ東京ベイ）に出演。主役のモンキー・Ｄ・ルフィ役を務めた宇野の演技に対し、中野氏と小林氏は「宇野さんはリハであろうが、練習であろうが、どんな場面でも演技が始まればルフィ役になりきっていた」と大絶賛だった。