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【オリックス】4時間半の死闘もわずか4安打の零封負け 3万6000人の大観衆がため息…

東スポWEB 2024年9月15日 18時42分

力投は報われなかった。オリックスは15日のソフトバンク戦(京セラ)に延長12回の末、0―3で惨敗。打線はわずか4安打とこの日もふがいなく、4時間36分の死闘もむなしく5連敗を喫した。

試合はオリックスは宮城大弥投手(23)、ソフトバンクは大津亮介投手(25)の両先発が、一歩も譲らない投手戦の展開となり、スコアレスで延長に突入。オリックスは再三のサヨナラチャンスを生かせず、延長12回、5人目・山田が走者を背負って栗原に痛打されるなど3失点。最後に粘り切れず勝負が決まった。

8回を121球投げて4安打、無失点、9奪三振の快投ながら6勝目をつかめなかった宮城は「全体的にはしっかりと打者と勝負できた。少し四球が多くなったけど、その後をしっかりと切り替えて投げることができた」と振り返ったが、中嶋監督は「打線が助けることができていない。チャンスにどんどん振っていって構わないにもかかわらず、しっかり振れるバッターが今後出てこないといけない」と攻撃陣の奮起を促した。

この日の京セラドームは3万6079人の大入りとなり、今季の主催試合が昨年を上回る197万2596人と球団史上最多を更新。主催試合は残り5試合あり、これ以上、大観衆のため息を聞くわけにはいかない。

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