Ｆ１アゼルバイジャン・グランプリ（ＧＰ）決勝が１５日に開催され、ＲＢの角田裕毅はスタート後の序盤にランス・ストロール（アストンマーティン）にコーナーで追突されて、無念のリタイアとなってしまった。
角田は１１番グリッドから上々のスタートを決めたが、その直後にコーナーで後ろから攻めてきたストロールの車体左前部が、角田の車体の右後部に接触。その後、ストロールはタイヤがパンクしてピットストップを強いられ、角田はマシンにトラブルが発生して明らかにスピードが落ち、ズルズルと順位を下げて、結局リタイアとなってしまった。
ストロールは追突後にチームとの無線で「角田が締めてきた」と自身の正当性を強調したが、ＳＮＳ上ではコーナーで無謀なドライビングにより角田に突っ込んだとして批判が殺到。「ストロールぶち壊されて台無し」「ストロールよあそこで角田君がドアを閉めたというのは無理筋に聞こえるが」「ストロールまじでクビにしてくれや あんなとこ抜きどころじゃねえんだよ」などと糾弾する意見が続出している。
今季のストロールは角田の同僚ダニエル・リカルドに凡ミスで追突しておきながら〝逆ギレ〟した経緯などもあり、ＲＢ勢とまたもや因縁がぼっ発した格好。入賞を狙った角田としては、お騒がせ男の〝ドラ息子〟ストロールとの間で痛恨のアクシデントとなってしまった。