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【西武】ロッテ戦 3勝17敗でシーズン100敗阻止! 源田壮亮は金子侑司に捧げる涙の3号ダメ押し2ラン

東スポWEB 2024年9月15日 22時23分

西武は15日のロッテ戦(ベルーナ)に7ー1と勝利。この試合が引退試合となった金子侑司外野手(34)の花道を勝利で飾った。

西武はこれでロッテ戦3勝17敗。今季の通算成績を42勝86敗2分けとし、残り13試合に全敗しても99敗となり屈辱的な「100敗」の可能性を阻止した。

ヒーローインタビューには「ネコゲンコンビ」として公私に渡って金子を慕っていた源田壮亮内野手(31)が立った。7回にその金子を二塁に置いて、本拠地では2年ぶりとなる3号ダメ押し2ランを放ち、本塁生還後、金子と歓喜と涙の抱擁を交わした。

源田は「まず最後の姿を目に焼き付けたかったのと、勝ってウイニングボールを金子さんに届けたかった。7回はなにがなんでも(金子を)ホームにかえそうと思いましたし、いい当たりだったので『行ってくれ!』と思いながら足っていた。何か不思議な力が働いたんじゃないかなと思います」とプロ通算17号となった金子に捧げた一発を振り返った。

ホームイン後の抱擁に質問が及ぶと、源田は涙を堪え切れず嗚咽。呼吸を整えながら「はい、うれしかったです」と声を振り絞った。

打者6人でつないだ8回の金子の第5打席については「とにかくもう1打席みんなでつなごうと言っていて、最後つながったのでよかったと思います。本当に入団1年目のキャンプで食事に連れて行ってもらった先輩で、チームになじめたのも金子さんのおかげだった。同じ野球選手としてスピード感があって、カッコいいなと思って見ていた。現役生活お疲れさまでした」と泣き腫らした目で金子への感謝を語っていた。

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