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【阪神】岡田監督 佐藤輝明&前川右京の2者連発に笑顔「あんなライナーだったら風も関係ない」

東スポWEB 2024年9月15日 23時2分

阪神・佐藤輝明内野手(25)&前川右京外野手(21)が、15日のヤクルト戦(甲子園)で、浜風を切り裂く連続アーチを放った。

1点ビハインドで迎えた2回。「しっかり強い打球を打つという気持ちで打席に入った」という5番・佐藤輝が、カウント2―1から燕先発・高梨の137キロのフォークを捉える。打球は弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さり、同点の14号ソロとなった。

チーム初ヒットが本塁打となり、スタンドを黄色く染めた虎党も大盛り上がり。佐藤輝は「入ってくれ~って祈ってました。いいスイングができましたし、いい角度で上がってくれました」と笑顔で振り返った。

さらには6番・前川もカウント3―1から、148キの直球を振り抜き、右翼席へ逆転の4号ソロを叩き込んだ。力強いガッツポーズを見せ、ダイヤモンドを一周。甲子園初本塁打となり、立ち台では「最高で~す」と笑顔で絶叫し「ホームランの次のバッターは打ちにくいんですが、思い切っていったんで打ててよかったです」と喜んだ。

この日は、右翼から左翼へ吹き荒れる浜風。左打者の2人とって〝難敵〟でもあるが、ものともせず右方向に運んでみせた。岡田彰布監督(66)も「いい当たりであんなライナーだったら風も関係ないし。初回がイヤな三者凡退だったので、早いイニングで追いついたのは大きかったですね。(前川の本塁打は)打った瞬間いったなと。ほんと良い当たりでしたね」とたたえた。

投打がかみ合ったチームは2―1で勝利し、逆転ミラクルVに向けて望みをつないだ。

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