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トランプ前大統領暗殺未遂事件 容疑者は2002年に大量破壊兵器所持で有罪判決の過去

東スポWEB 2024年9月16日 10時3分

トランプ前大統領暗殺未遂事件を起こしたライアン・ラウス容疑者(58)は2002年に大量破壊兵器所持で有罪判決を受けていた。米紙ニューヨーク・ポストが15日、報じた。

警察当局筋によると、ラウス容疑者は、トランプ氏のゴルフコース「トランプ・インターナショナル・ゴルフ・クラブ・ウエストパームビーチ」で、AK―47アサルトライフルを発砲した疑いで逮捕された。当時、トランプ氏はゴルフをしていたが、ラウス容疑者は、トランプ氏より数ホール先にいたのが目撃された。

当局によると、容疑者はフェンスに小型アクションカメラ「ゴープロ」を取り付け、元大統領の殺害となるであろう出来事を「撮影するつもりだった」という。

マーティン郡保安官ウィリアム・スナイダー氏は「警察に逮捕された後、容疑者は落ち着いた態度を取っていた」と述べた。

ラウス容疑者は、2002年に交通違反で停車させられた際、銃器に手を伸ばし、その後、屋根工事会社まで運転して約3時間、立てこもったという。武器を隠し持っていた罪と、全自動機関銃などの大量破壊兵器を所持していた罪で起訴された。

また、容疑者は4月22日のXへの投稿でトランプ氏を激しく非難し、「民主主義は投票にかけられており、われわれは負けることはできない」と宣言していた。

これは今回の選挙で元大統領に対する2度目の暗殺未遂事件となる可能性がある。トランプ氏は7月13日、ペンシルベニア州バトラーで行われた集会で銃撃され、耳を撃たれた。

今回の事件後、すぐにトランプ氏は声明を出し、「私は無事で元気だ。何も私を止めることはできない。決して屈しない」と述べた。

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