俳優の真田広之(63)が16日(現地時間15日)、「アカデミー賞のテレビ版」と呼ばれる第76回エミー賞で、ドラマ部門の主演男優賞を受賞した。
真田が出演・プロデュースを務めたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」は、ドラマ部門の作品賞を受賞した他、主演女優賞をアンナ・サワイが受賞するなど、エミー賞の最多の18冠を達成した。
同賞を日本人が受賞するのは初。異例の快挙に、真田は「これまで時代劇を継承して支えてきてくださったすべての方々、そして監督や諸先生方に御礼を申し上げます」と語ると「あなた方から受け継いだ情熱と夢は、海を渡り国境を越えました」と感極まりながらスピーチした。最後に「THANK YOU SO MUCH!」と英語で感謝を述べ、トロフィーを空に掲げた。