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最弱エンゼルスを救うのは佐々木朗希? 米メディアが獲得を猛プッシュ「すべてが変わる」

東スポWEB 2024年9月16日 16時18分

低迷するエンゼルスの救世主として米メディアが15日(日本時間16日)、ロッテの佐々木朗希投手(22)の名前を挙げた。

エンゼルスはア・リーグ西地区5位。借金は29にまで膨れ上がり、4位のアスレチックスに4・5ゲーム差をつけられる最下位に沈み、プレーオフ進出の可能性も早々と消滅している。昨オフ、大谷翔平投手(30)が去り、主砲のマイク・トラウト外野手(33)は5月に左ヒザ手術を行い、戦線離脱。これといった話題もなく、夢も希望も失ったエンゼルスファンは連日、悲観に暮れている。

そんな球団の再建案を米メディア「クラッチポインツ」が提唱。「2024年オフシーズンのエンゼルスの早期FAターゲット3人」として真っ先に〝令和の怪物〟を取り上げた。

「おそらく大谷翔平以来最高の日本人投手候補である佐々木はアメリカに渡ることができないかもしれない。しかし、この機会に渡ることができれば、すべてが変わる」と
最弱軍団をよみがえらせる〝劇薬〟になると指摘した。

佐々木に関しては本命と言われるドジャースを筆頭にヤンキース、カブス、レンジャーズ、ジャンアンツ、パドレス、カージナルスなど多くの球団が熱い視線を送っている。プロ初の危険球退場で5敗目を喫した15日の西武戦(ベルーナ)もドジャースなど6球団の関係者が視察。ただ、エンゼルスは表立った動きを見せておらず〝佐々木争奪戦〟は蚊帳の外といった印象もある。

「もしマリーンズが冬に佐々木をポスティングすれば、エンゼルスは次なる日本のスターを獲得するため全力を尽くす必要がある。佐々木が大谷の半分でも実力があれば、エンゼル・スタジアムに連れてくるのに必要な金額に見合うだけの価値がある」と猛プッシュする同メディアは、佐々木に続く2番手にアレックス・ブレイクマン内野手(30)、3番手にピート・アロンソ内野手(29)の名前を挙げた。

「トラウト、ブレイクマン、アロンソが中心の打線を想像してほしい。確かに強力な中核となり、来シーズン、再び優勝争いに加わるのに役立つだろう。佐々木もチームのエースとなり、最初から投手陣を率いることができるだろう。大金を使うべき時があるとすれば、それは間違いなくオフシーズンだ」。確かにこれがすべて実現すれば、エンゼルスは劇的に生まれ変わるはずだが、果たして……。

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