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【西武】武内夏暉がロッテ相手にプロ初完封勝利「8勝に留まらずもっと上を目指して行く」

東スポWEB 2024年9月16日 17時2分

西武は16日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1ー0の勝利。この4連戦を3勝1敗で終え同カード初の勝ち越しを決めた。

先発したドラフト1位左腕・武内夏暉投手(23)は7回まで完全投球だったものの8回、ソトに初安打を許し偉業はならず。その後を散発3安打でしのぎプロ初完封勝利で8勝目(6敗)を挙げた。

防御率は2・19となった。

打線は孤軍奮闘する武内を8回、西川が6号ソロで援護しルーキーに8月3日楽天戦(ベルーナ)以来、6試合ぶりの勝利をつけた。

武内は「(本拠地での初完封は)気持ち良すぎます。どの球種もコントロールできて自分の持ち味を出せた。(7回までの完全は)五回を終わってから誰にも言われなかったんですが意識していました。もちろん狙ってました」と偉業達成を狙っていたことを打ち明けた。

その上で「(ソトの安打は)ランナー出た時の心の持ちようはあったんで切り替えました。(炭谷からは)『切り替えて』というか打たれる前から『あまり考えるな』と言われていたので、本当に助けてもらいました」と女房役の献身に感謝を忘れなかった。

ルーキーイヤーの8勝は球団左腕では最多。同初完封は1999年の松坂大輔投手以来の快挙となった。

これに満足することなく武内は「8勝に留まらずもっと上を目指して残り(試合も)頑張ってきます」と頼もしくさらに上の数字を目指していた。

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