麻雀プロリーグ「Ｍ．ＬＥＡＧＵＥ」（Ｍリーグ）２０２４―２５シーズンが１６日、開幕した。ＴＥＡＭ ＲＡＩＤＥＮ／雷電の萩原聖人（５３）は「本当の逆境のシーズン」と気を引き締めた。
萩原、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広が所属する雷電は昨シーズン、８位に終わりレギュラーシーズンで敗退した。そのため今シーズン、セミファイナルに進出できなければ選手入れ替えのレギュレーションに抵触する。
萩原は「今までいろんな逆境があったと思うんですね。チーム的な、数字的なこともそうですし、なかなか結果がみんな付いてこないことでチーム内のこともそうですし、だけど全部それを乗り越えて、一昨年ファイナルに残って。去年ってすごくいい状態でみんなシーズンに入れたんじゃないかなと。それが思うようにいかなかったと。今年、本当の逆境が来たなと」と語った。
今シーズン、雷電が掲げたテーマは、雷電らしさを意味する「ＲＡＩＤＥＮＴＩＴＹ」（ライデンティティ）だ。萩原は「逆境を跳ね返すエネルギーと実力を含めてうちのチームは４人とも持ってると思ってますから、それがライデンティティに繋がることに必ずなると思っております」。
その上で「普段あんまりこういうことは言わないタイプなんですけど、ブッチギリでレギュラーシーズンは勝ち抜きたいなと、それは４人とも思っていると思います」と力を込めた。