１５日に４０歳の誕生日を迎えたヘンリー王子に対し、確執が続く父チャールズ国王と兄ウィリアム皇太子夫妻が祝福メッセージを送ったことが大きな話題となっている。ところが、投稿された写真にメーガン妃の姿はなし。ＳＮＳ上で話題になっていると、英紙ミラーが１６日、報じた。
チャールズ国王とカミラ王妃は、ヘンリー王子が王室時代の２０１８にアイルランド・ダブリンを公務で訪れた際の笑顔の写真に「サセックス公爵へ、４０回目のお誕生日おめでとうございます！」と公式ＳＮＳアカウントで４０歳の誕生日を祝い、ウィリアム皇太子夫妻も、公式ＳＮＳで国王夫妻の投稿を引用し「４０歳の誕生日おめでとう」と祝福した。
だが元となった写真には妻のメーガン妃を含む複数の人間が映っており王室により「意図的にメーガン妃の写真が切り取られたのではないか」との憶測がネット上で広がっていた。
しかし実際には写真には２つのバージョンが存在しており、１枚は複数の人物が写ったより広いショット、もう１枚は写真家によって事前にトリミングされヘンリー王子だけが写っているもので、ゲッティイメージズなどの写真代理店を通じて利用できるものとなっている。
ゲッティイメージズは「ここで行われたように、画像をトリミングして一枚にするのは標準的なやり方です」と説明した。したがって、王室の公式アカウントがメーガン妃を画像から切り取ったのではなく、ヘンリー王子が単独で写っている画像を選んで投稿に使用した可能性が強い。
メーガン妃にとってみれば迷惑な噂となったが、国王と皇太子のサプライズメッセージにより、ヘンリー王子と王室の溝はいよいよ埋まるかもしれない。