18日のDeNA戦(東京ドーム)に先発する巨人のフォスター・グリフィン投手(29)が17日にジャイアンツ球場で行われた投手練習に参加。室内練習場でランニングやキャッチボールなどをこなして調整した。
この試合に引き分け以上でマジックが点灯する大一番だが、左腕は常に冷静だった。「マジックがどうというのは特に関係なく、とにかく自分の先発としての役割を行って、回ごとにちゃんとしっかり仕事をしたいと思います」と淡々と語り「(DeNA打線は)強力な打線なので、とにかく得点圏にランナーを出さないというのが最大の目標だ」と静かな闘志を燃やした。
前回登板となった11日の広島戦では6回101球を投げ3安打2失点と粘投。7勝目こそ挙げれなかったが、2点ビハインドの最終回にG打線が奮起し、9―2と逆転勝利した。
両リーグトップの14勝をマークしている菅野や若きエース・戸郷に続き、先発ローテーションを支え続ける背番号29。「とにかく僕はチームが優勝するためにここに来て、ジャイアンツの一員として、選手として試合に挑んでいます」と、まずはマジック点灯の立役者となる決意だ。