Infoseek 楽天

【巨人】首位堅持の原動力は〝桑田塾門下生〟 横川凱、堀田賢慎を成長させた指導とは

東スポWEB 2024年9月18日 5時18分

巨人は17日現在、2位・阪神とは2ゲーム差で首位を堅守。その快進撃を支える一因として、チーム内から桑田真澄二軍監督(56)による〝桑田塾門下生〟たちの底上げの成果とみる声が出ている。

9月前半を8勝5敗と勝ち越しに成功した巨人だが、一方で阪神も10勝3敗と猛追。巨人は残り試合数を12、阪神は10とした中で、22日からは甲子園で直接対決2連戦を控えており、ここが優勝争いに大きく影響する最後のヤマ場となりそうだ。

そんな阿部巨人の勝敗のカギを握るのはヤングGとなりそうだ。阿部監督はV争いが激化し始めた終盤戦でもためらうことなく二軍から若手選手を招集しチーム内の戦力を活性化。9月に入ってからすでに若手5選手を昇格させると、7日に合流した横川凱は昇格以降5試合に登板し防御率は1・23と大奮闘。14日に合流した堀田賢慎も2試合連続無失点を続け、投手陣を縁の下で支えている。

そんなヤングGたちについて、チーム内からは「ファームで桑田二軍監督に内面から厳しく鍛え上げられたことが成長につながった」ともっぱらだ。

チーム関係者は「桑田さんは投球そのものだけでなく、フィールディングも含めたプレー全体の重要性を説いてきた。時には彼らをバッサリと切り捨てることすらもあった中で、技術だけでなく意識面での成長もあったはず」と指摘する。

実際に横川らは一軍マウンドでも臆することなく相手打者と対峙し、難しい打球処理も難なくこなして好プレーを披露するシーンも少なくない。前出関係者は「ここから先は総力戦。ファームでみっちり鍛えてきた若手がどれだけチームを下支えできるかが重要となる」と若武者のさらなる奮起に期待を寄せる。フレッシュな若手パワーを利して阿部Gが優勝へまっしぐらだ。

この記事の関連ニュース