欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）が１７日（日本時間１８日）に開幕し、昨季王者レアル・マドリード（スペイン）は１次リーグ初戦でシュツットガルト（ドイツ）に３―１で勝利した。今季加入したフランス代表ＦＷキリアン・エムバペ（２５）が新天地でＣＬ初ゴールをマークした。
Ｒマドリードは後半１分に自陣からのカウンターでボールを受けたブラジル代表ＦＷロドリゴが右サイドを駆け上がると、最後は中央に走り込んだエムバペが決めて先制に成功した。新チームでＣＬ初ゴールは通算４９得点目。スペイン紙「マルカ」によると、ＣＬ通算得点ランキングで史上１０位に浮上したという。エムバペは「この夜のためにＲマドリードに来たんだ！」と胸を張った。
Ｒマドリードは後半２３分に追い付かれるも３８分に勝ち越し。後半５０分にはドリブルで攻め上がったブラジル代表ＦＷエンドリッキがペナルティーエリアの外から左足を振り抜き、ダメ押し弾を決めた。エンドリッキのゴールは１８歳５３日で〝レジェンド〟ＦＷラウル・ゴンサレスを抜き、Ｒマドリード史上最年少のＣＬゴールとなった。
Ｒマドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は「私たちはベストの状態を探しているところだ。序盤はあまりうまくいかなかったが、最後に重要な勝利を収めた。苦しまずにこの大会を勝つことはできない」と語った。新たなストライカーの加入で戦力アップ。２連覇に向けて不安はないようだ。