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小林邦昭さんの通夜に藤波辰爾、長州力、前田日明ら約200人が参列 初代タイガーマスクは個別に別れ告げる

東スポWEB 2024年9月18日 21時39分

9日に死去した名レスラーの小林邦昭さん(享年68)の通夜が18日に東京都内で行われ、多くのプロレス関係者が出席した。

小林さんは現役時代に初代タイガーマスクのライバルとして「虎ハンター」の異名を取り、2000年4月の引退後は新日本の道場の管理人として後進の育成にも励んだ。この日の通夜には藤波辰爾、長州力、藤原喜明、前田日明氏、佐々木健介、レスリング五輪2大会銅メダリストの浜口京子ら約200人が参列。新日本は現在北海道巡業中のため多くの選手が参列できなかったが、シリーズに参戦していない真壁刀義、負傷欠場中のYOH、マスター・ワト、上村優也、ノアへの国内武者修行を終えたばかりの大岩陵平、AEWの柴田勝頼、ドラゴンゲートのストロングマシーン・Jらが小林さんに別れを告げた。

藤波は渋滞で到着が約1時間遅れ、弔辞を読むことができなかった。「がんと闘い続けた小林さんを「彼の頑固さというか、あまり自分の弱さを見せなかった。大病を患った時も後から知ったようなものでね」と振り返りつつ「新幹線のメニューを全部食べたのは有名な話。旅館に行ってもおひつを抱えて食べてたからね。あれはすごかったですよ」と大食漢ぶりを懐かしんだ。

長州は報道陣の取材に対して「(フラッシュを)たくな」「来るな」と応じず。その言葉から大きな悲しみがにじんでいた。

また初代タイガーマスクは通夜には参列しなかったが、16日に個別に別れのあいさつをしていたことがストロングスタイルプロレスの平井丈雅代表から明かされた。ライバルとして激闘を繰り広げた小林さんに「ありがとうございました」と声をかけていたという。

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