Infoseek 楽天

立憲民主党代表選 最後の街頭演説で4候補が政権交代や教育無償化を訴え

東スポWEB 2024年9月18日 21時39分

立憲民主党代表選(23日投開票)に立候補した泉健太代表、吉田晴美衆院議員、野田佳彦元首相、枝野幸男前代表の4人は18日、東京・新橋SL広場で最後の街頭演説会を開いた。

時折、雨が降る中での街頭演説会には、学生や仕事帰りの人たちなど大勢の聴衆たちで埋めつくされた。

トップバッターでマイクを握った泉氏は「テレビ番組で『自民党と立憲の違いは何ですか』とよく聞かれる。私たちと(自民党)の大きな違いは、国から目線、上から目線の政治集団を選ぶのか。国民目線、地域目線の政治集団を選ぶか。政権交代、やっていきませんか皆さん」と政権交代の必要性を訴えた。

唯一の女性候補者となった吉田氏は「若い世代から大きなエネルギーが生まれる。教育こそ国の力です。これは時間がかかることかもしれないけれど、先送りしてはいけない問題です」と教育の無償化の実現を叫び、大きな拍手を受けた。

野田氏は「民主党時代に子ども手当、高校授業料の無償化を実現しました。子どもや若者の未来を摘み取る国に将来はありません。今度こそ政権交代を実現しましょう」と訴えると、聴衆から「そうだ!」と声が上がった。

ラストバッターとして登場した枝野氏は「皆さん、時代遅れの政治を、汚れた政治を変えるしかありません。日本の未来をあなたのお子さんとお孫さんの未来を切り拓くには、あなたの力が必要なんです」と訴え、演説を締めくくった。

大詰めを迎えた代表選は誰が支持を集めているのか。

永田町関係者は「野田氏がほかの3人を大きく引き離しリードしている。続いて枝野氏、泉氏、吉田氏の順ですが…」と指摘した。

この記事の関連ニュース