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J.D.サウザーさんが死去 代表曲「ユア・オンリー・ロンリー」は中山美穂主演映画の挿入歌

東スポWEB 2024年9月19日 12時13分

米シンガー・ソングライターで、日本でもヒットした「ユア・オンリー・ロンリー」で知られるJ.D.サウザーさんが17日、西部ニューメキシコ州の自宅で死去したことが本人のウェブサイトで発表された。78歳だった。「安らかに息をひきとった」という。

発表文によると、サウザーさんはミシガン州デトロイト生まれでテキサス州育ち。ロサンゼルスに移った後、人気ロックバンド「イーグルス」のグレン・フライさん(2016年死去)と出会って長期にわたるコラボレーション関係を築いた。イーグルスのビルボード1位曲「ベスト・オブ・マイ・ラブ(我が愛の至上)」(1974年)、同「ニュー・キッド・イン・タウン」(76年)などを共作。リンダ・ロンシュタットらともコラボした。

自身の曲では79年リリースの「ユア・オンリー・ロンリー」がビルボード7位のほか、日本でもヒットした。哀愁漂うメロディーと優しい歌声が共感を呼んだ同曲は日本でCMに使用されたほか、映画「波の数だけ抱きしめて」で挿入歌として流れた。バブル景気末期の91年に公開された同映画はホイチョイ・プロダクションズの原作。中山美穂が主演し、織田裕二が共演、音楽は松任谷由実など、バブリーな時代を反映するかのような豪華な装いだった。

ソニーミュージックは公式サイトでサウザーさんの訃報を伝えた。「70年代ウェストコーストの音楽シーンの中心的存在でした」「6人目のイーグルスとも呼ばれました」と偉大さを紹介し、「長い間素晴らしい歌を届けていただいて、ありがとうございました」と結んだ。

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