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ロバーツ監督どうする? ドジャース快勝も投手陣が危機的状況…故障明け山本由伸が頼り

東スポWEB 2024年9月19日 12時24分

4年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すドジャースが危機的状況に追い込まれている。

敵地マイアミで18日(日本時間19日)に行われたマーリンズ戦は3本塁打が飛び出すなど8―4で勝利。3連戦を1勝1敗とし、2位・パドレスとの3・5ゲーム差を維持した。首位のまま残り10試合となり、地区優勝に向けては前進したが、シーズンの大詰め、そして来月に控えるポストシーズン(PS)に向けては不安が山積している。

この日、右肩の炎症で6日(同7日)から15日間の負傷者リスト(IL)入りしているストーンについて、デーブ・ロバーツ監督(52)は「まだ痛みを感じている」と話し、シーズン中の復帰に難色を示した。今季は25試合に先発して11勝5敗、防御率3・53の成績でローテーションを回してきただけに右腕を失うことは大打撃だ。

さらに、右ヒジ痛のため離脱していたエースのグラスノーは60日間のILに移行。PSでの登板もかなわず、完全に今季終了となった。

これまでにも相次ぐ故障者に指揮官は頭を悩ませてきたが、シーズン終盤になっても先発ローテをまともに組めないのは痛いところ。米メディア「スポーツ・イラストレイテッド」は「今後のローテーションは負傷者リストから戻ったばかりのフラーティと山本由伸が中心となるだろう。彼らに続いてナックとビューラーが入る可能性もあるが、5番目のポジションは決まっていない」と報じた。

この日先発したナックは5回2安打無失点で3勝目を挙げたが、6点リードの7回から3番手として今季初登板したローグは9球で3失点を喫するなど投手陣は相変わらず不安定。限られた戦力をいかに回していくのか、ロバーツ監督の手腕が試される。

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