元宮崎県知事の東国原英夫氏が２０日まで自身のユーチューブチャンネルを更新し、自民党総裁選（２７日投開票）について私見を述べた。
裏金問題について各候補が消極的な姿勢を示していることについて東国原氏は「ちょっと及び腰なのは、やっぱり決選投票だと思う。裏金議員が一応、８２人いらっしゃいますから。その方達に忖度しているのかな？決選投票になったら国会議員票が重くなりますから」と解説。
派閥を解消して初めての総裁選となるが「派閥に変わる政策グループ、政策集団という集団がどう動くか。つまり旧岸田派、二階派、麻生派だとかそういった方々。あるいは菅さんの『ガネーシャの会』というか無派閥グループが決選投票では、やはり意味を持ってくると思います」と述べた。
中でも裏金議員が多かったのが安倍派。「こういう方達はどう動くか。高市（早苗）さんはもう安倍派に秋波送ってますわ。安倍派でしたから安倍派の政策なんでしょうけど。はっきり裏金議員は再調査しないって言った瞬間に『安倍派の皆さんお願いしますね』というシグナルですよね」と結論付けた。