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泉房穂氏 斎藤知事巡る小籔千豊の意見に反論「今ここであえて県議選するんですか?」

東スポWEB 2024年9月20日 17時23分

前明石市長で弁護士の泉房穂氏とお笑い芸人の小籔千豊が20日、関西テレビ「とれたてっ!」に出演。斎藤元彦兵庫県知事の不信任決議案が全会一致で可決されたニュースにコメントした。

斎藤氏は今後「10日以内に議会を解散」か「失職」のどちらかを選ぶことになるが、泉氏は「自分の不祥事で議会を解散するというのは、法律上はありえても、政治家としては『何のためにするんですか?』というテーマですし、16億円もの税金もかかるわけですから、そこはもう私としては、続けたいのであれば再出馬はいいと思いますけど、議会の解散は筋が通らないと思いますけどね」とピシャリ。

知事選にはおよそ18億円、さらに県議選となるとおよそ16億億円かかる。斎藤氏の判断によって使われる税金の額も変わってくるが、これについて小藪は「『こんな悪いことした人のために、こんなにお金かけんのか』とか言うんですけど、普段からこれだけかかってるので、僕は別にこの額は…。まあ大きいと思いますけど、普通にええ人が辞めたってこないになるんやから、僕は別にこれは」と発言した。

これを聞いていた泉氏はあわてて挙手し「任期は来年の7月末ですから今知事選をしたとしても、18億円はいずれにしても知事選の経費としては掛かるので、そこはそうやと思う」と指摘。

続けて「ただ県議会は1年ちょっと前に選挙したばかりですから、あと3年近くあるのに、今ここであえて県議選するんですか?と。県議選も今微妙に賛否が割れてるんだったら改めて民意を問い直してというはありますが、全会一致ですから」と小藪に反論した。

その上で「知事が解散なさるんだったら86人の議会の過半数以上を占めないと意味がないわけですから、44人を知事派として擁立するんだっから筋は通りますけど、それをなさらないんであれば県議会を解散しても、何を問うんですか?になると思いますけどね」と議会の解散も排除しない斎藤氏の考えに改めて違和感を示していた。

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