ボートレース第135期選手養成訓練修了記念競走が20日、福岡県柳川市の「ボートレーサー養成所」で行われた。「養成所チャンプ決定戦」では2号艇の吉田一心(20=大阪)が道中逆転で1着。135期生の〝首席〟の座をゲットした。
約350人の親族、関係者が見守る中、行われたレースは1号艇の宮崎心之介(埼玉)が6コースに回り、吉田は1コースから先マイ。バックでは2コースから差した鈴木柊介(静岡)と並走も2Mで振り切って1着でゴールした。
「最高に気持ちがいいです。差すつもりでいたけど、インになったので自分のターンをしっかりという気持ちで走った。2Mは焦らず勝負に行くことができた」と笑顔ででレースを振り返った。
現在、関西大学に在学中で「ヤングダービー優勝が目標ですが、直近としては文武両道で尊敬する石本裕武選手を超える成績を出して行きたい」と大学生レーサーとして活躍する先輩の背中を追う。
デビューは11月16日の住之江。