米大リーグ・ドジャースの大谷翔平（３０）が１９日にマイアミで行われたマーリンズ戦でメジャー史上初の「５０本塁打、５０盗塁」を達成。その記念球や着用したユニホーム、バットがプレミア価格となっているという。
スポーツ関連グッズ専門の米鑑定士ケン・ゴールディン氏は、欧州のスポーツメディア「ＡＳ．ｃｏｍ」の取材に対し、５０号記念球は２５万ドル（約３５５５万円）と鑑定。ボール以外にも大谷が１９日の試合で着用したユニホームや使用したバットなどが競売にかけられた場合、最高５０万ドル（約７１００万円）で取引されると推測した。
つまりすべてを合計すると７５万ドル（約１億６５０万円）となる。
その上で、大谷の歴史的記録に関連したグッズをめぐっては、今後コレクターたちの間で熾烈な競争が繰り広げられるだろうと付け加えた。
大谷の５０本目のホームランボールを手にしたファンの氏名などについては公表されていない。
ゴールディン氏によると、大リーグ・ヤンキースのジャッジ選手が２０２２年にアメリカンリーグ史上最多本塁打となる６２本目を記録したホームランボールは、競売に出品されて１５０万ドル（約２億１３３６万円）で落札された。