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【秋場所】大の里が〝大関当確〟の12勝目 琴桜を撃破して2度目の優勝にも王手

東スポWEB 2024年9月20日 19時33分

〝大関当確〟だ。大相撲秋場所13日目(20日、東京・両国国技館)、関脇大の里(24=二所ノ関)が大関琴桜(26=佐渡ヶ嶽)を破り、12勝目(1敗)。2度目の優勝に王手をかけるとともに、大関昇進の目安とされる三役の地位で3場所合計33勝に到達した。

最初の相撲は琴桜に軍配も、物言いがついて同体の判定。取り直しの一番は大の里が一方的に寄り切って快勝した。最初の相撲は「勝ちはないかなと思っていた。最悪で負け、運が良くてもう一丁と思っていた」と正直な胸の内を吐露。それでも取り直しで大関を相手に完勝し「気持ちを切らさずにいけた。落ち着いてましたね。昨日負けて、より一層集中できた」とうなずいた。

この日の白星で大関昇進の目安に到達し、優勝争いでも後続と星の差は2つ。14日目に大関豊昇龍(立浪)に勝てば、2度目の優勝が決まる。大の里は「まだ場所が終わっていないので。しっかり集中して頑張ります」と気持ちを引き締めた。

大関昇進を預かる審判部の高田川部長(元関脇安芸乃島)は、この日の相撲内容について「前に出ている」と評価しながらも昇進については「すべて終わってから」と話すにとどめた。大の里は2度目の優勝を果たし、文句なしで大関とりを決めたいところだ。

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