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【秋場所】貴景勝が引退会見 前師匠の貴乃花親方には言及せず「師匠は常盤山親方なので…」

東スポWEB 2024年9月21日 16時23分

大相撲秋場所14日目(21日、東京・両国国技館)、現役を引退して年寄「湊川」を襲名した元大関の貴景勝(28)が国技館で会見し「燃え尽きました。横綱を目指す体力と気力がなくなった」と引退の理由を説明した。

貴景勝は、埼玉栄高から貴乃花部屋へ入門。2014年秋場所で初土俵を踏んだ。18年10月、当時の師匠だった貴乃花親方(元横綱)が日本相撲協会を退職したことに伴い、現在の常盤山部屋へ転籍した。

この日の会見で「2人の親方への思いは?」と問われた貴景勝は「うちの師匠は常盤山親方(元小結隆三杉)なので。常盤山親方に今日まで育てていただいたおかげで、やってこられたので。もともと違う部屋だったんですけど、それを引き取っていただいて、今日まで育てていただいて、本当に感謝しています」と回答。現師匠への感謝を述べるにとどめた。

常盤山親方は「初めて一緒になって、その場所(18年九州場所)で貴景勝が初優勝した。部屋を持って2年で幕内優勝力士を部屋から出すのは、非常に幸運だなと思いました。貴景勝は度胸もあるし、精神力も強い。自分から痛いとかかゆいとかは絶対に言わない男。大関になってから特にケガが多かった。満身創痍の中で、一生懸命にやった。『ごくろうさま』と言ってあげたい」と弟子をねぎらった。

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