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大谷翔平のプレーオフ登板についてフロントの2トップが注目発言「今のところ計画にない」

東スポWEB 2024年9月21日 16時23分

ドジャース・大谷翔平(30)の投手出撃はあるのか。すでにポストシーズン進出を決め、地区優勝マジック「5」としているドジャースだが、大谷の好調ぶりとは裏腹に厳しい投手事情に直面している。エース右腕のグラスノーは右肘痛でポストシーズンの登板がなくなり、ミラー、グローブが18日(日本時間19日)に降格。カーショー、ストーンも故障で欠き、現状では復帰した山本、ビューラー、フラハティ、新人ナックあたりが先発候補となっている。

そのためすでに5度ブルペンに入って右肘のリハビリが順調に進んでいる大谷の投手復活に注目が集まり、ロバーツ監督も「可能性は低いがゼロではない」としていたが、球団フロントはきっぱりと否定している。ブランドン・ゴメスGMは「MLBネットワーク」に対し「今のところ、それはとてもありそうにない。彼は投球の進歩を遂げているところで、とてもいい状態だ。それは重要なことだが、現時点で彼がポストシーズンで投げるとは思えない。今のところ、それは計画にない」と断言。

運営部長のフリードマン氏も「オレジカウンティ・レジスター」で「大谷を選択肢に加えるという考えは会議で言及される可能性すらない。彼は5回ブルペンに入っているが、これは(通常オフシーズンの)1月か1月後半に相当するもの」と俎上にも上がらないという。

来季の二刀流復活が期待される〝至宝〟に急場しのぎの前倒し発車はさせられない。とはいえ、自分のことよりチームの勝利を最優先するのが大谷。抜き差しならない短期決戦。チームを救うためならいつでもマウンドに立つ気概はあるだろう。

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