フランス代表FWキリアン・エムバペ(25)が、欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝目的でのスペイン1部レアル・マドリード入りを否定した。
エムバペは、17日に行われたシュツットガルト(ドイツ)とのCL1次リーグ初戦で、新天地でCL初ゴールを挙げるなど、3―1の勝利に貢献。フランスメディア「リアル・フランス」によると、「僕はもっとやれる。毎試合、気分は良くなっているし、もっと得点できると思っている」と、さらなる得点量産を誓った。
パリ・サンジェルマン(フランス)時代に達成できなかった自身初のCL制覇へ好発進となったが、「CLで優勝するためだけに、ここに来たというのわけではない。どのタイトルでも勝ち取りたい」。歴代最多15回をCL優勝を誇る名門に加入すれば、悲願達成の確率も高まるが、露骨なコメントは避けたようだ。
過去をさかのぼると、モナコからPSGへ移籍した後、「CL制覇のためにこのクラブに来たんだ」と発言したこともある。心境の変化があったのかは定かではないが、エムバペは、欲しいタイトルを獲得できるのか。