Infoseek 楽天

【巨人】高梨雄平「僕の責任です、本当に」〝魔の8回〟3点差逆転負けを猛省

東スポWEB 2024年9月21日 19時13分

巨人が21日の広島戦(マツダ)に4―5で敗れ、引き分けを挟んだ連勝が4でストップ。8回に救援失敗した高梨雄平投手(32)は試合後に自らの「完敗」を認めた。

魔の8回となった。3点リードで迎えた8回からマウンドには3番手・ケラーが上がるも、2本の安打を浴びて二死一、三塁に。ここで秋山に適時打を浴びて2点差となった。

なお二死一、三塁としたところで高梨へとスイッチしたが、一走・羽月に盗塁を許し、二死二、三塁とピンチは拡大。最後は小園に投じた5球目、低めの変化球をうまくはじき返されて打球は右翼へ向かうと、これを右翼手・浅野が痛恨の後逸で走者が2人生還し、試合を振り出しに戻された。

続く坂倉に対してはカウント3―1としたところでベンチから申告敬遠が告げられると、投手も船迫へと交代。最終的にはその船迫も末包に勝ち越し適時打を浴び、チームはこの回一挙4失点となった。

高梨は「投げ感としても悪くなかったので…。ちゃんとやられたなという感じで。僕の責任です、本当に。ケラーもずっと打たれてきてなかったですし、船迫も打たれてないし、いつも助けてくれるし。今日は僕じゃないですか。小園君のところで打たれていなければ、大勢につなげて終わりなので。勝負に負けました」と猛省。

坂倉の打席についても「(悪い状態の)そのままいっちゃいましたね。『ウワー…打たれちゃった』て思いながら行ってしまったので」と明かした。

それでも杉内コーチは「そういう時もあると思って。切り替えてやるしかないですね。今年はやっぱりあのメンバーで勝ってきてますからね。今日の1試合で評価が下がることはないと思いますけど」と決して責めず。高梨自身も「いったんクッソ落ち込んだので、ここから切り替えます」と気持ちを新たに、22日からは2位・阪神との直接対決へと臨む。

この記事の関連ニュース