女子プロレス「スターダム」のワンダー王者・なつぽい（２９）が、Ｖ２戦の相手に極悪軍団「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．（ヘイト）」のテクラ（３１）を逆指名した。
１４日の大阪大会では葉月を退け初防衛に成功した直後、「ドンナ・デル・モンド」時代の親友、テクラから意味深に耳打ちされていた。２１日の仙台ＰＩＴ大会では、ワールド王者の中野たむと組み、テクラ＆鈴季すずと対戦した。
試合が始まると、テクラとなつぽいが一進一退の攻防を展開。場外戦では強烈なエルボー合戦で、互いの力を確かめ合った。
その後も、２人は激しく火花を散らし、なつぽいがテクラの顔面を蹴り上げると、テクラもスピアーで応戦。両者ダウン状態になりながらも、なぜか２人は笑い合っていた。
１５分過ぎ、なつぽいはフェアリアルギフトを鈴季に投下し、中野をアシスト。だが、最後は中野が鈴季のテキーラショットに沈んだ。
試合後、マイクを持ったなつぽいはベルトを掲げ「ぽいは今日みたいなテクラとずっと戦いたかった。このベビーホワイト（ワンダー）をかけて戦いたい。テクラはどう思う？」と問いかけた。
するとテクラも「じゃあわかった。ベルトのために戦うんじゃない。なつぽいとテクラの物語のために戦いましょう」と快諾。王座戦が決定的になった。
バックステージに現れたなつぽいは「ぽいの心の中はものすごく燃え上がっているよ！ このベルトかけて正々堂々向き合えるの、ぽいはすごい楽しみしてる！ バイぽい！」と興奮気味に語った。
旧友との王座戦に注目が集まる。