女子プロレス「スターダム」のアーティスト王者・安納サオリ（３３）が、極悪軍団「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．（ヘイト）」へ宣戦布告だ。
２２日の山形・三友エンジニア体育文化センター大会では同じ「コズミック・エンジェルズ（ＣＡ）」の中野たむ、なつぽいと保持する同王座のＶ１戦でヘイトの刀羅ナツコ＆上谷沙弥＆琉悪夏を迎え撃つ。
前日の仙台ＰＩＴ大会で安納は水森由菜、玖麗さやかと組み、王座戦で対戦するヘイトの３人と激突した。前哨戦では上谷と激しくぶつかり合い、一進一退の攻防を展開。後輩２人をアシストしながら、琉悪夏のボックス攻撃をハイキックで阻止し流れを引き寄せた。最後は自軍の水森が、琉悪夏をトロピカーナで丸め込み３カウントを奪った。
バックステージで安納は「毎日戦ってたら、嫌でも（ヘイトへの）感情が出てくるよな。明日最上級のトリオが勝って、偉そうなヘイトを黙らせたるわ」と言い放ち去って行った。
シングル王座との２冠王者トリオとして君臨した３人は先日、中野がワールド王座、なつぽいがワンダー王座をそれぞれ防衛。だが、安納だけがセンダイガールズ・ワールド王座を失った。虎の子のベルトを失うわけにはいかない。