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「金沢望郷歌」の松原健之がコンサートを開催「能登の皆さんに少しでも力になっていただければ」

東スポWEB 2024年9月21日 22時13分

“奇跡のクリスタルボイス”と称される松原健之が21日、都内でコンサートを開催した。

ピアノに塩入俊哉氏、ヴァイオリンに徳永希和子氏を迎え、デビュー曲「金沢望郷歌」「カサブランカ」をはじめとした全22曲を披露。ピアノとヴァイオリンの優美な旋律と、松原の情感豊かで透明感あふれる歌声が織り重なって会場を包み込み、コンサートに集まったファン約400人を魅了した。

この日は松原のデビュー日となっており、来年はデビュー20周年となる。そのデビュー曲の新バージョンで今年6月に発売された「金沢望郷歌 2024」をステージでも歌唱した。この作品には、デビュー前の9か月間はミカン箱をもって能登中をキャンペーンでまわり、お世話になった土地の皆さんが、今、地震で大変な思いをしているなか、何か少しでも寄り添えるようなことができないかという想いが込められている。

能登地震の募金箱を各地のイベントや公演で設置しており、本公演でも募金箱が設置された。松原は「能登の震災から9か月以上経ちますが、まだまだ復興の目処が立っていません。デビュー前からお世話になっている能登の皆さんに少しでも力になっていただければ、という思いを込めて、デビュー曲を今の声でレコーディングした『金沢望郷歌 2024』を全国で大切に歌っていきたいと思います」とコメント。10月1日には石川県内でのコンサートを予定している。

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