ロッテは21日の西武戦(ZOZOマリン)に7―1と快勝し、連敗を4で止め、CS圏内の3位を死守した。
打線は初回無死一、三塁から、角中の右中間2点適時三塁打で先制した。続く2回には佐藤都の4号ソロ、ソトの2点適時打で加点し、西武先発・松本から5点を挙げて攻略。5―1の3回にも無死満塁から小川が押し出し四球を選ぶなど2点を加え、打線は小島を強力に援護した。
序盤の大量援護に守られた先発・小島和哉投手(28)は初回に二死満塁のピンチを背負ったが、外崎を右飛に打ち取り無失点。5―0の3回には二死から野村大にソロ本塁打を浴びたが、その後は7回まで無失点投球。7回6安打1失点で降板し、自己最多11勝目と西武戦10連勝をマークした。
小島は「2回で50球投げていたので、4回しか投げられないなと思って頑張りました。試合前にチームでミーティングして残り10試合頑張ろうという話をした。皆で勝ち取った1勝だった」と3位を死守したこの日の1勝に言及した。
その上で「序盤に点数をたくさんと取ってもらい、投げやすい状況を作ってもらえたので感謝したい。(自己最多11勝目)勝ちは味方が点を取ってくれないとつかない。味方に感謝したい」と打線の大量援護に感謝の言葉を並べていた。