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【日本ハム】新庄監督「この球場でこの負け方、何回見てきたか…」 まさかの逆転サヨナラ負けで連勝ストップ

東スポWEB 2024年9月21日 22時44分

日本ハムは21日のオリックス戦(京セラ)で1―2のサヨナラ負けを喫し、連勝が「3」で止まった。

打線は相手先発・山下の前に序盤は沈黙したが、5回に一死一、三塁の好機をつくると、2番・田宮がスクイズに成功。好投手から貴重な先制点をもぎ取った。

投げては先発・北山が序盤から抜群の制球力で相手打線を圧倒。8回まで4安打無失点の快投を見せた。

だが、1点リードで迎えた9回からマウンドに上がった守護神・田中正が誤算だった。

先頭・西野に左前打を許すなど一死一、三塁の窮地を招くと、5番・杉本に中前適時打を浴びて同点に。その後、四球を与え、再び一死満塁のピンチを背負うと最後は渡部の右前打で力尽きた。

まさかの逆転サヨナラ負けに試合後の新庄剛志監督(52)は開口一番「この球場(京セラ)でほんと、この負け方。何回見てきたか」と苦笑い。続けて「バファローズファンの声援が選手に伝わっているっていう感じがしますね」と悔しそうな表情で胸の内を語った。

最終回のマウンドを託した守護神がまさかの乱調だったが、指揮官は「球種を覚えるっていう意味で一回ファームの方で覚えてきて。いい感じで(その後一軍の試合で)力感なく抑えてきていたんでね。ま、打った方が素晴らしいということで」と田中正を擁護。その上で「まあまあ、向こうも必死ですから」と最終回に執念の粘りを見せた相手打線を褒めたたえた。

日本ハムはこの日の敗戦で22日にもV逸が決まる可能性が出てきたが、指揮官は「まあ明日また、楽しんでいきますよ」。最後は気持ちを切り替え、球場を後にした。

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