イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF遠藤航(31)が出場機会激減に直面する中、3―0で勝利した21日のホーム・ボーンマス戦でついに今季初のベンチ外となった。
ユルゲン・クロップ氏が監督を務めていた加入1年目の昨季は先発をつかんだが、今季から指揮を執るアルネ・スロット監督の序列は低下する一方。今後は出場のチャンスすら減っていく懸念もあるだけに、国内外のリバプールファンも先行きを心配している。
スポーツメディア「スポーツ・キーダ」は、遠藤のベンチ外を受け、SNS上に上がったファンの声を紹介。「エンドウがベンチにもいないのか?」との驚きから「ベンチに4人のディフェンダーがいるのに、なぜ遠藤はメンバーに入っていないのか?」とメンバー選考への疑問も。さらに「遠藤がいない。もう終わりなのか」と悲観的な指摘もあった。
所属クラブでのプレータイム減少は、日本代表でのパフォーマンスに影響を及ぼしかねない。遠藤はこの苦境を乗り越えられるのか。