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「25―65」を達成したレッズ・デラクルーズが「50―50」大谷翔平に挑戦状「私はやりたい」

東スポWEB 2024年9月22日 17時3分

レッズのエリー・デラクルーズ内野手(22)が21日(同22日)のパイレーツ戦で25号3ランを放ち、シーズン25本塁打&65盗塁を達成した。

「25―65」はジョー・モーガン(1973年)、リッキー・ヘンダーソン(86年&99年)、エリック・デービス(86年)、ロナルド・アクーニャ(2023年)に続く5人目(6度目)の記録で、遊撃手としてはメジャー史上初の快挙となった。

メジャー2年目のデラクルーズは盗塁王争いで両リーグトップ。53盗塁で全体2位のドジャース・大谷翔平投手(30)を引き離す独走状態で「メジャーで最も速い男」と称されている。7月のオールスター戦では「ショウヘイと話すため日本語を勉強しているんだ」と語って話題を呼んだ。

そんな〝赤い彗星〟は試合後、地元シンシナティのメディアに大谷がメジャー史上初めて達成した「50―50」について質問されると「ああ、そうだね。私はやりたいです」と意欲を見せる一方で「でも、それは難しいことです」と冷静さも失わなかった。

米メディアによれば、デラクルーズはメジャーデビュー2シーズンで100本の長打と100盗塁をマークした唯一の選手。「ヤードバーカー」は「この偉業(50―50)に匹敵するのは難しいだろう。それにも関わらずデラクルーズはキャリアの早い段階で、難しいことを簡単に見せる習慣をつけてきた。輝かしいキャリアのスタートを切ったデラクルーズは、すでにほかの方法でその名を記録に刻んでいる」と指摘した。

そして「デラクルーズがいつの日が50―50のシーズンを過ごすのか、それは予想もつかない。しかしMLBで2シーズン目を終えていない選手にはその意欲とスキルセットはある」と、無限の可能性を秘める22歳に大きな期待を寄せた。2人目の「50―50」達成者になれるか。

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