タレントの上沼恵美子が22日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。不信任決議案が全会一致で可決された斎藤元彦兵庫県知事について言及した。
上沼は「バッシングはすごいですけども、ここまで来たらこの斎藤知事というのも、何かしっかりした思いがあったような気がしますね。なんか無神経なんかなと思ってたのね、こないだまで。なんとなく『自分は信念があって悪いことはしていない』という一本、線がこの人の中にあるんだと思うんですよ」と評価。
一方で「やることはやってると思うのよ。若いしね。やり方やね。もうちょっと答えたらええのになと思うの。死をもって抗議したわけですから」と説明責任を果たしていないと指摘した。
その上で「自分主義で、自分が絶対正しいと思い込みすぎ」と分析し「周りは理解できないわ。決断性のない。読売テレビに来て(取材受けたのを)見ましたけど、同じこと言うてますやん。ちょっと違ったのが『決めつつあります』みたいなね。そりゃ決めつつあるやろ。10日以内に何ぞ出さないかんねんから、そりゃそうやろ!」と猛ツッコミ。
続いて「『ええ仕事した』って本人は思ってはるわけです。でもね、おいしいラーメン出したらええのと違うんですよね。やっぱりラーメンはおいしいだけじゃない。器もきれいで、店もきれいで、おっちゃんもにこやかで、愛想がよくて、いろんなことが加味されて立派なわけで。『いい仕事したでしょ』『ええスープでしょ』『早よ食べて帰らんかい』じゃあかん」と他の業種に例えて批判していた。