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エムバペ エスパニョール戦で退場処分寸前だった 度重なる抗議にレアル指揮官は注意喚起

東スポWEB 2024年9月22日 18時18分

スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エムバペが、4―1で勝利した21日のホーム・エスパニョール戦で退場処分寸前となっていた。

エムバペは終了間際のPKでリーグ戦5ゴール目をマークするなど大勝に貢献したが、その得点は生まれていなかったかもしれない。エムバペは前半32分に主審への抗議でイエローカードを提示された。自身がファウルを受けたと解釈したことが、オフサイドの判定だったことに納得いかなかったことが理由だ。

スペイン紙「ムンド・デポルティボ」によると、主審から「それは敬意の欠如だ。その軽蔑のカードを与えるよ」との叱責を受けたという。そして後半には、ブラジル代表FWビニシウスの抗議にエムバペが加担したときに、主審から「危険を冒しているんだよ、キリアン」と言われた内容が中継に映っていたという。2枚目のイエローカードで退場になってもおかしくなかったわけだ。

またイングラド代表MFジュード・ベリンガムも、この試合で抗議による警告を受けた。しかも、このとき英語で主審を侮辱する言葉を吐き捨てたようなシーンがとらえられており、スペイン紙「スポルト」は、これが事実と立証されれば、さらなる処分に発展する可能性を指摘した。

主力選手が退場処分や累積警告で出場停止になれば、チーム成績にも影響が出てしまう。口は災いの元とばかりに、カルロ・アンチェロッティ監督は「抗議するのは良くないことだ。審判はこれに対してより厳しくなっており、我々は対応しなければならない」と注意を促した。

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