西武は22日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2―7と逆転負け。このカードの通算成績は4勝19敗となった。
初回、西武はロッテ先発・佐々木朗希投手を攻め二死二塁から佐藤龍の適時打で先制。さらに野村大の二塁打で二、三塁とし、相手のパスボールで2点目を挙げた。
しかし、先発・羽田慎之介投手(20)がピリッとしない。直後に先頭・岡への四球から無死一、三塁のピンチを背負うとポランコを投ゴロに打ち取りながら、飛び出した三走を刺そうとしたサードへの送球が滝沢が捕れないほどの悪送球となり、一気に二者が生還。2回にも2安打を許すなど2点を失い、この回限りで降板した。
2回42球を投げ、3安打2四死球4失点(自責点2)で3敗目(0勝)を喫した羽田は「初回、味方に2点を先取していただいたにもかかわらず、その裏に先頭四球や暴投であっさり同点にしてしまい、本当に申し訳ないと思います。投球面では変化球の抜け球が多く、どうにかして修正しなければと意識しすぎて引っ掛けてしまうなど、うまくコントロールすることができませんでした」と、まだ一軍レベルでは課題の多い現状を反省していた。