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【日本ハム】新庄監督 天敵のオリックス・宮城攻略&辛勝に「生まれて初めて京セラで勝った気分」

東スポWEB 2024年9月22日 22時28分

日本ハムが22日、敵地(京セラ)で行われたオリックス戦に3―2で勝利。同日のソフトバンクのリーグ優勝を回避させた。

この日チームは通算10試合で0勝5敗と、天敵とする相手先発・宮城に序盤から苦しめられたものの、1点リードされた三回に水野の6号2ランで逆転。その後同点に追いつかれたものの、9回一死二、三塁から代打・松本の三ゴロの間に代走だった三走・五十幡が生還し、土壇場で勝ち越しに成功した。

投げては先発・加藤貴が抜群の制球力で相手打線を圧倒。9回を投げ切った左腕は、5安打2失点の完投勝利で、自身初となるシーズン2桁勝利(10勝)をマークした。

息詰まる接戦を制した新庄剛志監督(52)は試合後「生まれて初めて京セラで勝った気分」と満面の笑み。「今日はもう(先発の)加藤君で全部行こうって。加藤君を信じて任せました」と完投勝利で自らの10勝目に花を添えた左腕の好投をねぎらった。

この日負ければソフトバンクのリーグ優勝が決定する重要な試合だったが、指揮官は「ソフトバンクファンの人たちには申し訳ないですけど…こっちも一生懸命やっているので」と苦笑い。ただ、この日の勝利で23日の西武戦(ベルーナ)に勝てば日本ハムのリーグ3位以内が確定し、6年ぶりのCS進出が決定する。

「決めたいですね。(CS進出を)決めてしまえばまたいろいろと作戦も変わってくるし。やりたいこともやれるしね」(新庄監督)

最後は自軍のことに集中するように視線を翌日の試合に向けていた。

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